セルフケアの重要性について

働いているうちに、心身が疲労が溜まってしまうという看護師は少なくない。
しかし、そのような状態を放置していると、疲労感が募って体調不良などを発症する危険性が高くなり、仕事やプライベートに支障が出てしまう。
そのため、もしも心身が疲れていると感じたならば、早めにセルフケアをしてほしい。

たとえば、足のダルさを感じる場合は、フィジカルのセルフケアをおすすめしたい。
看護師は立ちっぱなしの仕事が多いので、足に疲れを感じたり、むくみを発症したり、足が痛くなったりする人はかなり多いようだ。
そんな人は、入浴時にリンパに沿ってマッサージをしてみると、症状が改善されることがある。
また、その他にも、疲労回復に有効なクエン酸が含まれている食物を摂取する方法も有効だ。
レモンなどの柑橘類や梅干しを常備して、食事にプラスしてみてほしい。

さらに、フィジカルだけではなく、メンタルの疲労回復を図ることも忘れてはならない。
看護師は人と接する職業なので、人間関係で悩むこともあるからだ。
落ち込む日が続いたら、好きな音楽を聴いたり、感動できる映画を観たり、親しい人に悩みを話したりして、気分転換を図ろう。
ストレスを抱えたままだと、睡眠不足の状態に陥りやすくなり、心身の疲労回復が遅くなってしまう。

些細なことかもしれないが、これらのセルフケアをするかしないかは、看護師の心身の健康維持に大きく影響するので、できることからぜひ始めてみてほしい。